ライオンやキリンの治療をしたり、
サメやイルカの健康管理をする仕事は、とても魅力的ですよね。
でも、動物園や水族館の獣医師になるには何が必要なのかわからないことが多いのではないかと思います。
私も細部まで詳しいわけではないですが、知ってる範囲で紹介したいと思います。
まず、動物園や水族館の獣医師は毎年募集があるわけではありません。
普通は今まで働いていた人が様々な事情で辞めることが決まり、空きが出たら募集します。
募集が少ないので、倍率はとても高いです。
6年生の9月くらいになるとほとんどの学生は就職先が決まっているのですが、
動物園などの場合は上記のように獣医師に空きができることがわかってからの募集になるので、
就職が決まるのは結構遅くなります。
他の学生の就職先が決まっていく中で、獣医師募集の案内をひたすら待つのは精神的に辛いかもしれません。
しかも、本当に募集があるかどうかも未定なのです。
新卒の獣医師でも採用されると思いますが、臨床経験◎年以上が必要な場合もあります。
臨床経験を問わない場合でも、応募してくる人は臨床経験を積んだ先生もいますから、新卒は大変ですよね。
これらの事情で、動物園などを希望する学生でも、
最初は犬猫の動物病院に就職して経験を積もうとする人もいます。
その人は、エキゾチックアニマルに強い動物病院を選ぶことが多いようです。
ここまで書いてしまうと、就職はほとんど無理なのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、
動物園や水族館は日本に多くあり、毎年、いくつかの募集はあるようですから、
チャレンジする価値は十分にあると思います。
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動物園や水族館は日本に多くあり、毎年、いくつかの募集はあるようですから、
チャレンジする価値は十分にあると思います。

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