今回は牛の獣医の就職先について、もう少し詳しく書いてみます。
牛の獣医として働くには、大きく二つの道があります。
それは、共済組合の獣医になる道と開業医の下で働く道です。
共済制度とは牛の健康保険のようなもので、酪農家さんが掛け金を支払い、その掛け金に応じて牛が病気や事故にあった際に補填してもらう制度です。
ここで働く獣医は、農家さんからの連絡を受けて農場へ行き、診察、治療するのが主な仕事ですが、
治療以外に繁殖検診や防疫の業務もあるようです。
正しい表現ではないかもしれませんが、半官半民の組織という印象です。
次に開業医についてです。
牛の獣医で開業というとイメージのない方もいるかもしれません。
仕事内容はその人(会社)によって違い、繁殖、飼料、衛生、予防などそれぞれ特徴があります。
もともと共済組合で働いていた人が辞めて開業する例が多いように思います。
共済組合も開業医もどちらにも強みや特徴があるので、牛の獣医を目指す方は実習に行くのが最も良いと思います。

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