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2015年10月1日木曜日

獣医学生の就活①

今日は、あまり知られていない獣医学生の就活について書いてみます。

獣医学生の就職先は様々で、動物病院(犬や猫)、公務員、一般企業(製薬会社など)、NOSAI(産業動物の獣医)、JRA、大学院への進学などが多いと思います。

就職先の分野別の割合は、その大学によって特色があります。

詳しい数字はわかりませんが、私立大学なら動物病院が半数以上を占めるのではないでしょうか。



一般企業や公務員を狙う学生は、他学部の学生と同様に就職活動をする必要があります。

製薬会社を希望する学生であれば、薬学部、理学部、農学部などの学生や院生と争うことになるので、厳しい面もあるでしょう。


しかし、動物病院を希望する場合は、ちょっと違います。就活がいつから始まるといったルールはありません。

自分の希望する動物病院で実習をお願いして、院長の了解を得られれば内定!となるでしょう。

ですから、早い人では大学5年生のときに内定をもらう人もいました。


次に、NOSAIについてです。

NOSAIとは共済組合のことで、ここで働く獣医師は牛、豚、馬などを対象にします。

NOSAIでは就職試験があります。試験内容は専門科目や面接などです。

都道府県によって就職試験の日程はバラバラですが、だいたい6~7月くらいに試験があります。

NOSAIを希望する学生も普通は事前に実習をお願いします。

雇う側から考えても、どんな人が就職を希望しているのか知りたいでしょうし、学生からしても、どんな職場かわからないままエントリーはしたくないですよね。



獣医学部への再入学を考えている方は就職の年齢制限などを気にすると思いますが、

私の知る限りでは、一般の動物病院で年齢制限があるところはほとんど見たことがないですね。

おそらく、再入学でも不利になることはないと思います。


一般企業や公務員については、わかりません。興味のある方は個々で調べてみてください。


NOSAIに関しては、その地区によって30歳未満などの制限がある場合があります。

しかし、場所に強いこだわりがなければ、年齢制限のない地区もありますから、牛の獣医になりたくて再入学したのに就職先がない!ってことはないでしょう。

NOSAI以外にも開業している牛の獣医さんもいらっしゃるので、年齢が原因で就職できないということはないと思います。



私も現在30歳で大学6年生です。無事に就職も決まりました。

就職先については、年齢の壁はほとんど感じないと思います。

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2015年9月24日木曜日

大学生活⑤〜分娩観察実習〜

今日は大学の実習について書いてみます。

解剖学も生理学も実習はありますが、特に印象に残っているのは、

分娩観察実習でしょうか。

1年生でまだ獣医学を学んでいない時に行った実習なので、特に印象深いものでした。

分娩が近づいた牛の体温を朝・夕に測定し、体温の変化から分娩を予測します。

担当の牛が分娩間近の時には、夕方17時の検温後、2時間経ったら農場へ集合。

30分ほど様子を観察して、変化がなければ解散。次は22時に農場に集合、そして解散。

また、2時間後に集合。ということを繰り返します。

結局、その夜には産まれず、睡眠不足のまま朝から講義を受けていると、

「分娩終わったよ」

との連絡が…。

「なんともタイミングの悪い牛だなぁ」

と思いつつ、その後、別の班に混じって分娩を見せてもらいました。

牛の分娩をリアルタイムで見るのは初めてだったので、とても感動したのを覚えています。

あの頃の初心を忘れてはいけない、と常々思います。



これもあるあるネタかもしれませんが、農場での実習を終えて帰宅した後、

ティッシュで鼻をかんだときに、鼻水と一緒に敷き藁の破片が出てくることがあります。

これを見たときに「嗚呼、私は今、獣医の大学にいる」と感じます。

このエピソードは都会の大学ではないかもしれませんね…。

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2015年9月23日水曜日

大学生活④〜生理学〜; Physiology

今回は生理学の講義について紹介してみます。

生理学とは「生命現象を機能の側面から研究する生物学の分野」(Wikipediaより)

とあるように、正常な状態の機能を学びます。

高校生物や化学の延長線上の科目だと思いますが、私の印象では生理学は相当難しかったです。

聞いたことのない用語が多く、理解するのが大変な科目でした。

私は高校で生物・化学選択しましたが、同学年には生物を選択してない人もいました。

おそらく相当苦労したと思いますが、その人たちもちゃんと試験は通ってましたよ。

高校での理科系の選択科目が影響するのは最初だけだと思います。

おぼろげな記憶では、だいたい概論→腎臓→内分泌→消化管→心臓→神経

のような順序で進んだと思います。

解剖学も含めて、生体の「正常」な状態がわかっていないと、「病気」についても理解できないので、「もっと勉強しておけば良かった…」と感じることも多々あって、

生理学は、高学年になってから、もう一度勉強すると本当の面白さがわかる科目ではないでしょうか。




生理学や解剖学の試験の週は大変だったので、睡眠不足もあって、バイト先で心配されたこともありました。

その時に「生理(学のテスト)がまだ終わってないので、今はかなり辛いですね」

と、言ったら怪訝な表情をされてしまったという経験は、獣医学生ではあるあるネタではないでしょうか。


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